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古平漁港 東防波堤改良工事
工期 | 令和6年4月24日~令和6年12月13日 |
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工事概要 |
東防波堤(改良) L=42.64m 構造物撤去工 L=42.61m 基礎工 L=42.64m 上部工 L=42.64m 消波工 L=42.64m 仮設工 一式 |
コメント |
Q.どんな工事? 漁港の安全性を向上させる工事 港内の安全性を確保するため、防波堤と消波ブロックの設置高さを嵩上げする工事です。 ・新たにコンクリートを打設して防波堤を高くし、大きな波から港を守る機能を向上させます。 ・消波ブロック(20t型テトラポッド)を製作し、より高い位置まで設置します。これにより、波のエネルギーを効果的に減少させ、港内の安全性を確保します。 Q.この工事の特徴は? 漁業への影響を最小限に抑えるよう配慮 ・漁業者が魚を捕ったり荷揚げをする近くで作業を行うため、工事作業員の安全だけではなく、漁業者の安全にも配慮しながら工事を進めました。 ・漁業に影響を与えないよう、工事で発生する音には十分注意しました。特に、ブロック据付など音が発生してしまう作業は時間を制限し、決められた時間以外は作業を行わないよう工程管理を徹底しました。 作業環境の安全対策と効果的な現場管理の取り組み ・作業員が熱中症にならないよう、風が通らない型枠内にエアコンを設置し、作業箇所の近くにはエアコン付きのソーラー式休憩所を配置して作業環境の安全性を高めました。また、作業員にはウェアラブル端末を装着してもらい、血圧・心拍数・位置情報などをモニター管理し、作業員の体調を見守れるようにしました。 ・ブロック設置などの水中部の施工状況の確認は、水中ドローンを用いて行いました。また、施工範囲周辺の水中部において、施工による海生生物の生息環境への影響を確認する際にも水中ドローンを活用しました。 Q.工事担当者コメント この現場は、関係者全員がコミュニケーションを綿密に取り、作業環境の改善を常に行い、やりがいを感じながら仕事が出来ることを目標にしてきました。この取り組みにより、物理的な環境面だけでなく、心理的な安全も保つことができ、品質の良い製品を製作することができました。 また、作業員の皆さんから「またこの現場で働きたい」との意見もいただきました。 困難な状況でも、関係者全員が協力し、さまざまな調整を重ねたことで、無事に工事を完成させることができました。 |
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