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石狩湾周辺地区小樽塩谷増殖場造成工事(ゼロ国債)
工期 | 令和6年4月22日~令和6年9月30日 |
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工事概要 |
着定基質(単体礁)造成面積 2697.25m2 着定基質(単体礁) 型式:カルベース付FP1.5G 100基 着定基質(単体礁)増殖場工 一式 着定基質製作工 着定基質製作 W=9.641t 100個 組立着定基質製作 W=10.298t 100基 着定基質設置工 着定基質設置 W=10.298t 100基 仮設工 一式 ※着定基質:増殖場として整備される生息場の総称 ※単体礁:コンクリート構造物を海中に投入して海藻類を着生させる |
コメント |
Q.どんな工事? ソイ類やアイナメの幼魚が育つための藻場を造成します ”藻場(もば)”とは海藻が茂る場所で、魚の産卵場や餌場、小さい魚の隠れ場となり、魚にとって大きな役割を果たしています。 この工事では、藻場により魚が生息しやすい場所をつくるため、着定基質となる単体礁を製作し、海中に設置するものです。 これより、地域の生態系が保護されるとともに、海域生産力を向上させることができます。 Q.この工事の特徴は? 新しい藻場の移植法『幼体移植式藻場造成法 MOASIS(モアシス)』を採用しています MOASISとは、藻場が速やかに形成されるように、室内で育てた海藻の幼体を簡単かつ確実にさまざまな場所に移植する技術です。 培養技術により早く成長させた移植用幼体を、貝殻を固めた多孔質素材のカルベースパネルを装着した単体礁に移植することで、短期間で藻場の形成が期待できます。 MOASIS(モアシス)は、後志総合振興局管内では2023年度から採用されています。 Q.進捗状況は?(R6年7月現在) 単体礁の製作が完了し、進捗率は74.0%です。今後は、漁港へ製作した単体礁を運搬し、海上での設置作業を行っていきます。 |
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