©FUKUTSU

福津組について
施工実績について Works
着工前
着工前
本体工:ラップルコンクリート打設完了(軟弱地盤をコンクリートに置き換える工法)
上部工:上部コンクリート打設状況
屋根施設:掘削作業

寿都漁港 -3.5m岸壁建設工事

工期 令和 5 年 8 月 1 日~令和 7 年 3 月 21 日
工事概要 -3.5m岸壁  L=65.5m
構造物撤去工   一式
本体工      一式
上部工      L=65.9m
裏込・裏埋工   一式
舗装工      L=67.96m
付属工      L=60.00m
排水構造物工   L=47.40
屋根施設:鉄骨造平屋建て 新築1棟
     延べ面積560m2
コメント Q.どんな工事?
 水深3.5mの船が接岸できる岸壁を作っています
・岸壁の本体は、ワーロック(直立消波ブロック)で構築され、堤防本体自体に消波機能を持つため、別途に波のエネルギーを分散あるいは消失させるための工事が必要ありません。堤防本体の施工と同時に消波効果を発揮し、反射波や越波を低減します。
・上部工では、陸上でプレキャストブロックを製作し、クレーンで据付を行い、その後上部コンクリートを打設して岸壁の耐久性と強度を向上させます。
・岸壁の後ろには、安定性を高めるために石材を投入し(裏込工)、土砂の埋め土を行い(裏埋工)岸壁全体の耐久性をさらに高めます。

これにより、安全で便利な漁港施設が整備され、漁業活動や地域経済の活性化が期待されます。

Q.この工事の特徴は?
 寿都町は風が強い地域なので、クレーン作業の際には慎重に工事を進めています
強風によるクレーンの転倒事故などを防止するため、風が強いときは作業を一時停止するなどして、安全を最優先に考えています。
また、施工現場には気象センサーやウェブカメラを設置し、事務所のモニターやスマートフォンで現場の様子を把握できるようにしています。
気象センサーの風速が基準以上になると通知が来るように設定して、気象情報を常に把握しながら現場の安全を確保し、工事を進めています。

Q.進捗状況は?
(R6年6月現在)
 上部工のコンクリートを打設しています。
上部コンクリート打設後は、岸壁に屋根を設置するための鉄骨の組立を行い、その後、裏込・裏埋工を行う予定です。

(R6年9月現在)
 鉄骨の基礎となるコンクリートを施工する為の掘削工事をしています。
目次に戻る