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施工実績について
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一般国道5号仁木町銀山大橋下部工事
工期 | 令和7年3月28日~令和8年1月13日 |
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工事概要 |
橋脚工 ・深礎工:N=1基 L=16.0m、φ=9.0m 鉄筋37.3t ライナープレート建込 補強リング設置 ・RC橋脚躯体:N=1基 工事用道路一式 |
コメント |
Q.どんな工事? 後志自動車道本線の橋梁の脚部を作る工事 令和9年度に開通予定の後志自動車道本線(仁木南IC(仮)~共和IC(仮))の内、銀山大橋の支えとなる脚部(深礎杭:16m、橋脚躯体:20.5m)を造る工事です。 Q.この工事の特徴は? 『深礎工法』により構造物を造成する工事 脚部外径(杭壁)をライナープレート(鋼製波板)・鉄筋リング等の土留め材で支えながら構造物が支えられる強固な地盤まで掘削し、その中(坑内)にコンクリートを打設する工事です この工法は他の工法と比べ、狭い敷地でも施工が可能であり、振動・騒音が少ない事が特徴です。 また当工事では、工事用道路の造成も実施しますが、後に道路本体等の上部架設工事でも使用されるため、工事範囲の整備を考慮する必要もあります。 Q.工事担当者コメント 現場周辺は高い木々が密集しており、河川に近接した狭い地形であった為、工事箇所への仮設道路の造成に必要となる重機での伐採工事に苦慮しました。さらに自然環境保全区域に指定されている区域なので、希少生物へ配慮した作業方法の選定が必要でした。 当工事では冬季間の工事は築造物に悪影響を及ぼす可能性があります。大雪の影響で残雪が多い中でしたが、翌冬の施工を回避する事を目的に除雪作業を実施し作業を開始しました。 施工箇所は河川が横断しているため工事に支障が無い様、大幅な河川の切替(流れを変える)を実施し、豪雨への災害対策として仮設排水を設置しました。 また現場が沢地形にあり水が溜まりやすいため、掘削中は地下水が出てきます。地下水の影響による掘削部表面の崩壊を防止するため、水の汲上を常時しながら慎重に掘削を実施しました。 他にも運搬用道路地盤が軟弱であったため、道路補修の実施など難しい現場ですが無事故無災害で工事完了に向けて取り組んで行きます。 |
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