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施工実績について
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古平川改修工事(補正・明許)1・2工区
工期 |
1工区 令和5年9月7日~令和6年3月21日 2工区 令和5年9月11日~令和6年3月21日 |
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工事概要 |
1工区 ・仮設工 ・河川土工 2工区 ・仮設工 ・河川土工 ・法覆護岸工 ・根固めブロック工 ・構造物撤去工 |
コメント |
Q.何のために工事をするの? ⇒川の氾濫を防ぎ、周辺地域の安全を守るため 大雨や雪解けで川が増水する場合に備えて、川の幅を広げて通水面積を確保します。 河川の水量が年間で一番少ない冬季に施工することで、工事がやりやすくなります。 Q.何をする工事? ⇒川幅を広げて、土やコンクリートブロックで堤防をつくる 1.樹木を伐採(約4600本) 2.土砂を掘削・運搬 3.土のうで川を区切り(仮締切) 4.整地、盛土、切土 5.既設ブロック撤去・運搬 6.コンクリートブロック据付 主に河川土工(盛土・切土)を1工区が、コンクリートブロック工を2工区が担っています。 Q.この工事で気を付けなければいけないところは? ⇒①走路の維持管理や除雪が大変なこと ②作業によって河川の水を濁らせないこと ①長く狭く険しい林道を、重量のある工事車両が安全に通っていくため常に気を使います。雨や雪が降るとぬかるみやすくて危険なうえ、林道の除雪は「狭くて急勾配、雪の捨て場がない、ショベルが敷鉄板に当たる」といった要因で、通常のショベルでは雪のかきあげができない路面なのです。 ②施工場所の川下にサケ・マスふ化場があり、もし土砂掘削によって濁った水を流してしまうと、魚の生態に悪影響が起こる可能性があります。 また現場は頻繁に鹿や熊も出ます。近づかせない対策も欠かせません。 Q.それを解決するためには? ⇒①砕石や鉄板を敷いた ②水替工&ふ化場との協議 ①土でできた路面を砕石or鉄板にすることで、通行しやすくしました。林道の除雪は幅の広いショベルの重機(バックホウ)を使い、効率的に行いました。 ②水替工とは:大型土のうで川を土手のように締め切り、施工範囲内の水かさを減らし、それでも発生した濁水は"濁水処理用ポンプ"で汲み、沈殿槽でろ過してから川に放流します。 ふ化場の方には、濁水が発生する可能性のある作業の実施予定・対策について事前に説明し、理解を得るよう協議しています。 Q.アピールポイントは? ⇒ICT土工を駆使 測量から機械土工まで、衛星とリンクさせて、施工する位置や量をデジタルで計量・観測します。 こうしたことで、丁張(ちょうはり:どこまで土を掘る・盛るかの目印。木の杭)が要らなくなり、手間が省けるうえ正確に施工できます。また、作業指示者が不要となるため、施工区域の安全面も確保できます。現場監督も現場にびっしりついてる必要がなくなり、書類作業など他の業務にあたることができます。 Q.現場で働いている人について ⇒人数が多く賑やか。工種ごとの職人が遠方から集っている 1工区と2工区それぞれに現場所長がおり、補助職員も含めて計5名が一つの現場事務所に会しています。 現場事務所では工事に関わる事務、書類作業、職長打ち合わせ等をしています。 現場の作業員は大半が1・2工区共通で働いており、日々の作業内容によって担当が割り振られます。 道内各地、遠いところは道東や青森県から来てくださった職人さんもおり、遠方から来られた方は古平・余市の民宿に泊まり込みで工事を進めています。 真面目だけど温厚で愉快な方ばかりなので、仕事の話から雑談まで会話も幅広く、人数も多いので賑やかな現場です。 Q.工事に対する想いについて ⇒困難な状況が常につきまとう中、関わる皆で協力して様々な調整を重ね、事故や苦情もなく無事に工事を完成させました。 |
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