平成31年3月22日午後、古平町浄水場の故障・復旧支援のため、古平建設協会(福津組より技術者4名、作業員15名)が緊急出動しました。
19日早朝から町内全域で続いていた断水は、当初の予想より復旧作業が大幅に遅れたため、町内ではトイレ以外の水の使用が出来ず不便な生活を強いられておりました。
このため、古平建設協会では、平成20年1月に町との間で締結した「古平町所管公共土木施設における災害時の協力体制に関する実施協定」に基づき、仮の取水口を設けて水量を確保する作業を実施、難航していた水量の確保に見通しが立ったため、24日朝ようやく一部の地区(れい明の里地区、ふるびら温泉)を除き水道の使用が可能となりました。
仮復旧のため、依然として町では浄水場の水量が不足しており節水を呼びかけております。
地元のために最優先で対応!!!
全町断水という緊急事態を受けて、地元古平町のため工事に
着手しました。
早期断水解消のために!!!
抜本的な解消が見込めないまま、緊急の措置として川の一部を
せき止め仮設の取水口へ水を汲み上げる工事を実施しました。
浄水場へ水の汲み上げに成功!!!
ポンプ設置、浄水場へ水を汲み上げるための緊急措置が完了し、
8日ぶりに全町で水道が復旧しました。
復旧作業終了、当社職員も撤収!!!
緊急の措置として、3台のポンプを設置、依然として水量の
不安定な状況は続いていますが、断水が解消したため当社職員
は撤収しました。
当町は今年開町150年を迎え記念事業として、今回トラブ
ルが発生した水道の原水である名水「観音滝の天然水」で地酒
を製造し特産品としています。普段蛇口から出て当り前に使っ
ていた「ふるびら町の名水」ですが、あらためて町民のライフ
ラインを守る「水」の大切さを痛感した8日間でした。
【浄水場と道路・河川の位置】
添付写真
1.総体の地図・写真(位置関係)
2.浄水場側(拡大図)
3.道々998号線側(拡大図)